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2023/01/01
地方競馬全国協会より新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、つつがなく新たな年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年の地方競馬は、コロナ禍による競馬場への入場制限や場外発売施設の利用制限など、お客様に多大なご不便をおかけしたにもかかわらず、インターネットによる投票を中心として、地方競馬に参加していただきました。この結果、開催成績につきましては前年を大きく上回ることができ、年間としては過去最高の発売成績を収めることができました。これもひとえにお客様の温かいご支援の賜物と深く感謝しております。

令和5年は、公正確保のさらなる徹底を図るとともに、よりいっそう魅力ある競馬を安心して楽しんでいただくことを目指して取り組んでまいります。

具体的には、昨年発表いたしました3歳ダート三冠をはじめとした全日本的なダート競走の体系整備が、本年の2歳競走体系を皮切りに始まります。このことにより、日本のダート競走の価値は飛躍的に高まるものと確信しております。主催者や日本中央競馬会と連携して「強い馬づくり計画」を推進し、これまで以上に魅力的なレースをお届けしてまいります。
また、アフターコロナにおいても安全に競馬を提供できるよう、主催者と連携して適切な感染拡大防止対策を図っていくほか、インターネットで地方競馬を楽しむお客様が増加した状況に留意しつつ、競走にかかる情報の充実など、地方競馬に参加する利便性の向上とあわせて、競馬の魅力伝達に注力してまいります。

昨年創設22年目を迎えたJBC競走では、古くからの馬産地である岩手県と北海道との共同開催でしたが、舞台となった盛岡競馬場・門別競馬場それぞれで、生産者によるダート競馬の祭典であるJBCの魅力を見せてくれました。
本年のJBC競走は、ダート三冠の舞台となる大井競馬場と2歳競走体系の中心となる門別競馬場での共同開催となりますので、さらなる盛り上がりにご期待くださいますようお願いいたします。

本年も引き続き、年間を通じて全国のお客様に心から楽しんでいただけるよう全力で取り組むとともに、畜産の振興と地方財政の改善という地方競馬の社会的責任も果たしてまいります。

結びに、皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

2023年(令和5年)1月1日
NAR地方競馬全国協会  理事長 斉藤弘


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