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2022/01/01
地方競馬全国協会より新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、つつがなく新たな年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年の地方競馬の開催成績につきましては、コロナ禍による競馬場への入場制限や場外発売施設の利用制限など、お客様に多大なご不便をおかけしたにもかかわらず、インターネットによる投票を中心として、広く地方競馬に参加していただき、前年を大きく上回ることができました。これもひとえにお客様の温かいご支援の賜物と深く感謝いたします。

一方、競馬の公正確保に関しては、厩舎関係者が警察の捜査対象・税務当局の調査対象となり多くの処分者が出るなど、競馬の根幹を揺るがす不祥事案が発生したことにつきまして、皆様に深くお詫び申し上げますとともに、今後も最重要課題として地方競馬業界全体で再発防止に努めてまいります。

令和4年度は、今後の新型コロナウイルスの感染状況がどうなるかなど、不透明な要素もありますが、公正確保の対策を徹底し、よりいっそう魅力ある競馬を安心して楽しんで頂けることを目指して全力で取り組みます。

具体的には、コロナ禍においても安全に競馬を提供できるよう、主催者と連携して適切な感染拡大防止対策を図っていくほか、ダートグレード競走の魅力をよりわかりやすく伝えるための総合プロモーション事業や地方競馬の特色の一つである女性騎手にフォーカスしたプロモーション事業の実施など、インターネットで地方競馬を楽しむお客様が増加した状況に留意しつつ、競走にかかる情報の充実、ウェブやアプリの機能改善など、地方競馬に参加する利便性の向上とあわせて、競馬の魅力伝達に注力してまいります。
また、競馬の魅力を向上させる「強い馬づくり計画」の推進や競馬番組の充実にもしっかり取り組んでまいります。

昨年創設21年目を迎えたJBC競走では、JBCクラシックにおいてミューチャリーが創設以来の悲願となる地方競馬所属馬による優勝を達成し、舞台となった金沢競馬場も大きな盛り上がりを見せました。本年、8年ぶりに盛岡競馬場で実施されるJBC競走につきましても、ご期待くださいますようお願いいたします。

本年も引き続き、年間を通じて全国のお客様に心から楽しんでいただけますよう、地方競馬全体の発展と貢献を目指した施策を実施してまいります。

結びに、皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

2022年(令和4年)1月1日
NAR地方競馬全国協会  理事長職務代理者 副理事長 川合靖洋


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