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2021/01/01
地方競馬全国協会より新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、つつがなく新たな年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年の地方競馬の開催成績につきましては、コロナ禍による競馬場への入場制限や場外発売施設の利用制限など、お客様に多大なご不便ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、インターネットによる投票を中心として、広く地方競馬に参加していただき、前年を大きく上回ることができました。また、年末の東京大賞典(大井競馬場)におきましては、昨年に続き地方競馬の1競走売上レコードを更新いたしました。これもひとえにお客様の温かいご支援の賜物と深く感謝致します。

一方、競馬の公正確保に関しては、厩舎関係者が警察の捜査対象となるなど、競馬の根幹を揺るがす不祥事案が発生していることにつきまして、皆様に深くお詫び申し上げますとともに、今後も最重要課題として再発防止に努めてまいります。

令和3年度は、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催や新型コロナウイルスの感染拡大が及ぼす影響など不透明な要素もありますが、公正確保の対策を徹底し、よりいっそう魅力ある競馬を安心して楽しんで頂けることを目指して全力で取り組みます。

具体的には、コロナ禍においても安全かつ公正な競馬を提供できるよう、主催者と連携して適切な感染拡大防止対策を図っていくほか、ダートグレード競走の魅力をよりわかりやすく伝えるための総合プロモーション事業や地方競馬の特色の一つである女性騎手にフォーカスしたプロモーション事業の実施など、インターネットで地方競馬を楽しむお客様が増加した状況に留意しつつ、ウェブやアプリの機能改善など地方競馬に参加する利便性の向上とあわせて、競馬の魅力伝達に注力してまいります。

昨年20周年を迎え、新たに2歳カテゴリーが追加されたJBC競走では、スプリントでサブノジュニア、2歳優駿でラッキードリームがともに地方競馬所属馬として優勝し、門別競馬場、大井競馬場をあわせた当日の売上が100億円を超えるなど、ダート競馬の祭典として相応しい成長をとげております。本年、8年振りに金沢競馬場で実施されるJBC競走につきましても、ご期待くださいますようお願いいたします。

本年も引き続き、年間を通じて全国のお客様に心から楽しんでいただけますよう、地方競馬全体の発展と貢献を目指した施策を実施してまいります。

結びに、皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

2021年(令和3年)1月1日
NAR地方競馬全国協会  理事長 塚田 修


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