牝馬競走の振興と、牝馬の入厩促進を主目的とした、世代別牝馬重賞シリーズ『GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)』も7年目を迎え、2016年のグランダム・ジャパン古馬シーズンが本日のレディスプレリュードJpnII(大井)をもって終了しました。
その結果、第4戦の読売レディス杯と 第7戦の秋桜賞の2戦を制し、シリーズ計4戦に出走したトーコーヴィーナス(兵庫)が、合計41ポイントを獲得し、グランダム・ジャパン古馬シーズン総合優勝を果たし、ボーナス賞金として1,000万円が授与されることとなりました。また、2位には30ポイントのジュエルクイーン(北海道)、3位は22ポイントのディアマルコ(高知)となり、これら2頭にもそれぞれ200万円、100万円のボーナス賞金が授与されます。(各馬のポイントや、各シーズンの対象競走、資格要件などの詳細は、GRANDAME-JAPAN特設サイトをご覧ください)
なお、グランダム・ジャパン2歳シーズンは、9月21日(水)の園田プリンセスカップから12月31日(土)の東京2歳優駿牝馬(大井)までの全7戦で実施されます。引き続き、ご声援をお願いいたします。
★ GRANDAME-JAPANとは?
フランス語の「GRANDE(偉大な)」と「DAME(婦人)」を合わせた造語。
全国各地で行われる牝馬重賞を世代別に体系づけ、競走成績によりポイントを付与。2歳、3歳、古馬の世代別ポイント獲得上位馬に対し、協賛各団体*から公益社団法人 日本軽種馬協会を通じボーナス賞金(総額2,600万円)が授与されます。地方競馬の優れた牝馬の活躍の舞台を広げるとともに、交流を促進して魅力ある牝馬競走の実施を目指します(2010年創設)。
地方競馬を代表する名牝「ロジータ号」の再来を願い、GRANDAME-JAPANに託された合言葉は「ロジータふたたび。」
競走馬として、やがては母として、競馬の楽しみをより奥深いものとしてくれる牝馬たちの活躍に、是非ご声援をお願いします。
* GRANDAME-JAPAN 協賛団体
社台スタリオンステーション、一般社団法人 ジャパンブリーダーズカップ協会、日高軽種馬農業協同組合