牝馬競走の振興と、牝馬の入厩促進を主目的とした、世代別牝馬重賞シリーズ『GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)』も6年目を迎えました。
2015年の第一弾・グランダム・ジャパン3歳シーズンは、3月24日(火)若草賞[名古屋]を皮切りに、3月25日(水)桜花賞[浦和]、4月12日(日)ル・プランタン賞[佐賀]、4月21日(火)の東海クイーンカップ[名古屋]、4月23日(木)東京プリンセス賞[大井]、4月27日(月)留守杯日高賞[水沢]、5月12日(火)のじぎく賞[園田]、と7戦し、本日6月10日(水)関東オークス[JpnII・川崎]で全日程が終了。
その結果、8戦中2戦の勝ち馬になったトーコーヴィーナス(兵庫)が、合計31ポイントを獲得し、グランダム・ジャパン3歳シーズン総合優勝を果たしました。また、2位には17ポイントのホレミンサイヤ(岩手)、3位は15ポイントのプリンセスボーラー(高知)となり、この3頭に、ボーナス賞金が授与されることになりました。 (各馬のポイントや、各シーズンの対象競走、資格要件などの詳細は、GRANDAME-JAPAN特設サイトをご覧ください。)
なお、グランダム・ジャパン2015第二弾・古馬シーズンは、「美しく星が輝く勝利への旋律。」をキャッチフレーズに、7月1日(水)スパーキングレディーカップ[川崎]から、10月1日(木)レディスプレリュード[JpnII・大井]までの全8戦が実施されますので、引き続き、ご声援をお願いいたします。
★ GRANDAME-JAPANとは?
フランス語の「GRANDE(偉大な)」と「DAME(婦人)」を合わせた造語。
全国各地で行われる牝馬重賞を世代別に体系づけ、競走成績によりポイントを付与。2歳、3歳、古馬の世代別ポイント獲得上位馬に対し、協賛各団体*から公益社団法人 日本軽種馬協会を通じボーナス賞金(総額2,600万円)が授与されます。地方競馬の優れた牝馬の活躍の舞台を広げるとともに、交流を促進して魅力ある牝馬競走の実施を目指します(2010年創設)。
地方競馬を代表する名牝「ロジータ号」の再来を願い、GRANDAME-JAPANに託された合言葉は「ロジータふたたび。」
競走馬として、やがては母として、競馬の楽しみをより奥深いものとしてくれる牝馬たちの活躍に、是非ご声援をお願いします。
【GRANDAME-JAPAN 協賛団体】
社台スタリオンステーション、(一社)ジャパンブリーダーズカップ協会、日高軽種馬農業協同組合
グランダム・ジャパン2015 3歳シーズン
優勝馬 トーコーヴィーナス(兵庫)
(写真は、5月12日(火)
のじぎく賞[園田]
優勝時のもの)