2014年に活躍した人馬を表彰する"NARグランプリ2014"の表彰馬、表彰者が決定した。
表彰式典・祝賀会は、2月5日(木)に都内ホテルで行なわれる。NARでは、この表彰式典・祝賀会にファン25組50名を招待します。NARサイトから応募することができ、締切は、1月16日(金)16:00まで。【PC版ページより応募して下さい。】
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※選定経過、優秀馬選定委員名簿、歴代一覧はPCサイト版をご覧ください。
表 彰 馬 |
"年度代表馬"には、浦和記念(JpnII)を勝ち、東京大賞典(GI)でも地方最先着となる3着と健闘したサミットストーン(牡6歳、船橋・矢野義幸厩舎)が選出された。なお、同馬は"4歳以上最優秀牡馬"も併せて受賞している。
"2歳最優秀牡馬"は、2歳馬では唯一ダートグレード競走(兵庫ジュニアグランプリJpnII)を制したジャジャウマナラシ(浦和・小久保智厩舎)が受賞。
"2歳最優秀牝馬"は、地方全国交流競走であるローレル賞、東京2歳優駿牝馬を連勝したララベル(大井・荒山勝徳厩舎)が受賞。
"3歳最優秀牡馬"は、羽田盃、東京ダービーの南関東2冠を制し、ジャパンダートダービー(JpnI)でもハナ差の2着と健闘したハッピースプリント(大井・森下淳平厩舎)が受賞。
"3歳最優秀牝馬"は、グランダム・ジャパン3歳シーズンで総合優勝、3歳牝馬限定戦では唯一のダートグレード競走である関東オークス(JpnII)でも地方所属馬最先着となる2着と好走したトーコーニーケ(兵庫・吉行龍穂厩舎)が受賞。
"4歳以上最優秀牝馬"は、サマーチャンピオン(JpnIII)で2着、かきつばた記念(JpnIII)で4着と、牡馬相手のダートグレード競走で好走し、その他重賞3勝をあげたピッチシフター(牝4歳、愛知・川西毅厩舎)が受賞。
"ばんえい最優秀馬"は、ばんえい最高峰のばんえい記念を制し、その後重賞のドリームエイジカップにも勝ったインフィニティー(牡8歳、金田勇厩舎)が受賞。
“最優秀短距離馬”は、ダート短距離の最高峰競走であるJBCスプリント(JpnI)でタイム差なしの2着、JRAに遠征したカペラステークス(GIII)でも2着と健闘し、短距離路線で高いパフォーマンスを発揮したサトノタイガー(牡6歳、浦和・小久保智厩舎)が受賞。
"最優秀ターフ馬"は、地方所属馬としては2007年のハートオブクィーン以来となるJRA芝重賞(京成杯 GIII)を勝ったプレイアンドリアル(牡3歳、川崎・河津裕昭厩舎)が2年連続で受賞。
"ダートグレード競走特別賞"は、川崎記念(JpnI)、東京大賞典(GI)と地方競馬のGI/JpnIで2勝をあげたJRAのホッコータルマエ(牡5歳、栗東・西浦勝一厩舎)が2年連続で受賞。
"特別表彰馬"には、地方競馬と中央競馬の本格的な交流が始まった1995年にJRAの報知杯4歳牝馬特別(当時)を快勝、その後、地方所属馬として初めてJRAのクラシック競走(桜花賞 4着)に出走し、中央・地方交流の象徴的な存在となったライデンリーダーと、2001年〜2008年まで8年連続で地方競馬リーディングサイアーを獲得し、GI/JpnI5勝馬アジュディミツオーら数々の名馬を地方競馬に送り出したアジュディケーティングがそれぞれ受賞した。
※馬の年齢は、すべて2014年時点
表 彰 者 |
"最優秀勝利回数調教師賞"は、235勝を挙げた雑賀正光調教師(高知)が4年連続4回目の受賞、"最優秀賞金収得調教師賞"は5億3千万円近い賞金を収得した小久保智調教師(浦和)が初受賞、"最優秀勝率調教師賞"は38.9%の勝率を残した川西毅調教師(愛知)2年ぶり3回目の受賞となった。
("殊勲調教師賞"は、該当者なし)
"最優秀勝利回数騎手賞"は、276勝をあげた田中学騎手(兵庫)が初受賞、"最優秀賞金収得騎手賞"は、7億1千万円余りの賞金を収得した御神本訓史騎手(大井)が2年連続2回目の受賞、"最優秀勝率騎手賞"は、28.1%の勝率をマークした山口勲騎手(佐賀)が、2年連続2回目の受賞となった。
"殊勲騎手賞"は、2013年4月から韓国のソウル競馬場で期間限定騎乗を行い、外国人騎手では初の年間100勝(679戦101勝)を達成して2014年のソウル競馬場の最優秀騎手に選出された高知の倉兼育康騎手が受賞。
"優秀新人騎手賞"は、デビュー2年目ながら57勝をあげ北海道リーディング5位、重賞2勝などの活躍を見せた石川倭騎手(北海道)が受賞。
"優秀女性騎手賞"は、女性騎手トップとなる53勝を挙げた岩永千明騎手(佐賀)が初受賞。
"ベストフェアプレイ賞"は、木村健騎手(兵庫)が、2年連続での受賞となった。
"特別賞"には昨年地方競馬通算3000勝を達成した大河原和雄騎手(ばんえい)、木村健騎手(兵庫)、向山牧騎手(笠松)の3名に加え、重賞139勝、総収得賞金89億9887万8000円(いずれも地方競馬最多記録)などをはじめ数々の記録を打ち立て、長年にわたって地方競馬を牽引してきた川島正行元調教師(2014年9月逝去)、厩舎・牧場関係者以外では93年の山口瞳氏以来21年ぶりに、レーストラックアナウンサーとしてのキャリアが世界最長としてギネス世界記録に認定された、そのだ・ひめじけいば実況アナウンサーの吉田勝彦氏が、それぞれ選出された。
※NARグランプリ各賞の概要等については、PCサイト版『地方競馬ガイド』を併せてご覧ください。