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2014/10/20
倉兼育康騎手 韓国GIIIを制覇

 高知競馬所属で韓国・ソウルにて期間限定騎乗中の倉兼育康騎手(くらかねいくやす・38歳)は、10月19日(日)に当地で行われた、第30回KRAカップクラシックGIII(The 30th KRA Cup Classic GIII・ダート2000m)をサムジョンジェワン号(SAMJEONG JEWANG・セン3歳)で制した。

 日本人騎手が韓国のグレードレースを勝ったのは、西村栄喜騎手(現船橋・09年KRAカップマイル)、内田利雄騎手(現浦和・10年KRAカップマイル)に次ぐ3人目。


倉兼育康騎手コメント
 「重賞に使うのは難しいんじゃないかというくらい調子が落ちていたのですが、返し馬で立ち直っているのが分かって感動しました。直線で一度は交わされたのを差し返して、最後は別の馬と競り合いになってまた伸びましたからね。ここまで戻してくれた厩舎の人たちに感謝しています。
 今年は最多騎乗、年間100勝、無制裁、そしてグレード競走を勝つという4つの目標を掲げていたので、その1つを達成できて良かったです。ただ、直線で隣の馬にぶつけられて自分の馬がフラフラしてしまい、2日間の騎乗停止になってしまいました。無制裁を達成できなかったのが少し残念ですね。」

写真提供:
KRA(韓国馬事会)
情報提供:
牛山基康氏





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