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2013/11/25
日韓交流競走 韓国馬関係者に免許を交付

 NAR地方競馬全国協会は、11月26日(火)に行なわれる、『日韓交流競走 インタラクションカップ』(大井競馬場)に出走する調教師、騎手にそれぞれ臨時免許を交付した。
 免許を受けたのは、いずれも韓国馬事会(KRA)ソウル競馬場所属の、ウ・チャング調教師、ソ・スンウン騎手(ワッツヴィレッジ号)、チェ・ボンジュ調教師、バク・テジョン騎手(フライトップクイン号)、イ・シンヨン調教師、チョ・インゴン騎手(フルムーンパーティ号)の計6名。

 25日に行なわれた記者会見では、上記6名の韓国馬関係者が出席し、日本競馬史上初となる韓国所属馬との国際交流競走、そして韓国競馬初となる所属馬の海外レース出走への意気込みを語った。(コメントは本記事下部に掲載)
 インタラクションカップは、26日(火)の大井競馬第10競走(発走予定時刻、20:15)でおこなわれる他、当日の第4競走(同、17:00)の『TCK&KRA フレンドリージョッキーカップ』には、韓国の3騎手も騎乗する予定。
 
出走表はこちら
日韓交流競走 インタラクションカップ(26日大井10R)
TCK&KRA フレンドリージョッキーカップ(26日大井4R)

【記者会見での主なコメント】
ワッツヴィレッジ号
ウ・チャング調教師
「ソウル競馬場とは違い右回りなので、調教で慣れさせている。馬の体調も良くなってきている。韓国同様力を発揮できるかわからないが、来たからには良い成績を残したいと思っている。」
ソ・スンウン騎手
「日本の砂質や右回りコースにも馬は対応できている。良い経験ができてうれしく思う。(ソウルで行なわれた韓日交流競走では2着だったが)日本の馬のレベルは高いと思う。しかし、ベストを尽くせばよい結果になると思う」

フライトップクイン号
チェ・ボンジュ調教師
「気難しい馬で、日本に来た当初は、食欲が落ちた時期もあったが、良くなってきている。来た以上は、韓国競馬の力を見せたい。自分たちの馬が良い馬だと信じている。」
バク・テジョン騎手
「大井競馬場はソウルよりは小さいが砂質が細かくて良い印象。(フライトップクインは)自分の感性で走る馬。今朝調教で乗ったが、馬のコンディションはよいので気分が良かった。現在4戦4勝の馬なので、ここでも勝って帰りたい。」

フルムーンパーティ号
イ・シンヨン調教師
「フルムーンパーティは韓国産馬※なので、海外のレースに出走することは大きな意義がある。海外でどのように力を出せるか。今後の韓国競馬のためにも力を出したい。」
※他の出走2頭はともに米国産
チョ・インゴン騎手
「馬のコンディションは、ソウルにいる時より良いくらい。(発走の際に枠内で補助する)ゲートボーイがいないのは不安だが、タイミングがあえば先行したい。KRA、日本の関係者、ファンがレースを楽しめるように努力したい。真摯な態度で最善を尽くす。」


免許を受けた(前列左から) ウ・チャング、イ・シンヨン、チェ・ボンジュ各調教師と(後列左から) ソ・スンウン、チョ・インゴン、バク・テジョン各騎手


記者会見で笑顔を見せる(左から) チョ・インゴン騎手、イ・シンヨン調教師、バク・テジョン騎手、チェ・ボンジュ調教師、ソ・スンウン騎手、ウ・チャング調教師


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