12月26日(水)、2012年度 第45回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞(主催:財団法人日本プロスポーツ協会)の授賞式が東京都内のホテルで行われ、地方競馬からは功労賞に選出された山口勲騎手(佐賀)、新人賞に選出された阿部龍騎手(ホッカイドウ)がそれぞれ出席した。
同賞は、我が国のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年より毎年開催されているもので、日本スポーツ各界の成績優秀者のみが選ばれる大変名誉あるものとして知られている。
今回「大賞」に輝いた読売巨人軍の阿部慎之助選手や殊勲賞を獲得した“なでしこジャパン“ など、スポーツ各界の名選手が一堂に会し、華やかな雰囲気のなかで授賞式が執り行われ、地方競馬の2騎手にも表彰状と記念の盾が贈られた。
【受賞者紹介】
功労賞:山口勲(やまぐちいさお)騎手(42歳、佐賀:東眞市厩舎)
1987年のデビュー以降着実に勝利を重ね、本年8月に地方競馬通算3,000勝を達成。2010年には、九州を主戦場とする騎手では25年振りとなる地方競馬全国リーディングに輝くなど、第一人者として揺るぎない地歩を築いている。
新人賞:阿部龍(あべりゅう)騎手(17歳、北海道:角川秀樹厩舎)
本年4月25日にデビュー、翌日には初勝利をあげてその素質の片鱗を見せるや、勝鞍を50を超えるまでに伸ばし、重賞競走にもコンスタント騎乗するまでに周囲の信頼を高めた。地方競馬の将来を担う一人として嘱望される存在である。