第5回 知床賞
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『第5回知床賞』は北海道代表ミラクルフラワーが快勝!新馬勝ち以来の勝利を飾り、南部駒賞の優先出走権を獲得!!


10月5日(日)、盛岡ダート1400mを舞台に北海道、岩手2歳の交流『第5回知床賞』が行われ、北海道代表ミラクルフラワーが2番手キープから直線抜け出しを決めて快勝。2、3着もクリールジェニー、コーズウェイが確保し、北海道勢が上位3着を独占しました。

レースはスペクトルが逃げ、2番手に2番人気ミラクルフラワー、3番手にクリールジェニー、4番手外を1番人気コーズウェイが追走しました。
逃げたスペクトルにミラクルフラワーが徐々に接近。4コーナーでミラクルフラワーが並び、直線入り口で先頭。外からクリールジェニー、大外からコーズウェイが伸びてきましたが、ミラクルフラワーが0秒2差封じて快勝。鞍上・村上忍騎手はガッツポーズでゴールへ入りました。

ミラクルフラワーは父プリサイスエンド、母イイデトゥインクル、母父オジジアンの2歳牝馬。デビュー戦を圧勝し、2戦目から牝馬重賞へ連続挑戦。メンバーが強化されて苦戦を強いられましたが、自己条件に戻った前走をタイム差なし2着にまとめ、今回の「知床賞」へ駒を進めました。この勝利で「南部駒賞」の優先出走権を獲得したミラクルフラワー。今後の動向にも目が離せなくなりました。


村上忍騎手コメント
北海道の馬で2連覇をさせてもらいました。岩手のレースで北海道代表が勝つのは正直、複雑ですが、この馬と自分の勝利を素直に喜びたい。
騎乗依頼を受け、レースリプレイを見て先に行く馬だろうなと。ですから逃げか2、3番手を考えていましたからイメージどおりの位置が取れました。道中の流れはきつかったが、追い出してからまた反応してくれた。このあたりが北海道所属馬の底力なんでしょうね。


取材・文・写真:
松尾康司(テシオ編集部)、岩手県競馬組合

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